当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
如水(じょすい)治療院は施術も受け付けもすべて私一人で行っています。
自分のからだを任せることになる施術者がどんな人間かというのは、あなたも気になるところだと思います。
そこでこのページでは、私のプロフィールを紹介いたします。
小さい頃に何度も手術を経験しました
今の南さつま市の野間池で生まれました。ただ、みどり幼稚園に上がる前から指宿小学校を卒業するまで、父の実家であり、今の治療院がある指宿で暮らしていて、ここが地元という感覚です。
幼稚園に上がる前に左腕と左足を、小学5年生の時に左肘を手術しました。その影響もあって、左膝はきちんと曲がらず、正座はできません。また、左腕は右と比べると5㎝短く、可動域も制限があります。
そんな状態でしたが、からだを動かすことは大好きで、外でよく野球をしたり、めんこ(今の人はわかるかなぁ?)をしたりして遊んでいました。
勉強はよくできた学生時代
指宿小学校を卒業後は、私立の池田中学・高等学校に進学しました。様々な知識を学び続けるのは今の仕事でもとても重要ですが、この頃に勉強する習慣がしっかりついていたことが大きかったです。
ただこの時も、中学2年の時に結核で、高校生の時に左太ももの手術で入院するなど、思うようにならないからだに不安を感じることもありました。
また、母がガンで入院した時期もあり、その頃は、家庭が暗く不安に覆われていたことを良く覚えています。幸い母は今も元気で過ごしていますが、その頃の経験が、今の病気になる前の予防を大事にしようという考えにつながっています。
全然違う仕事をしていたある時
大学は東京の一橋大学に進みました。留年したり全く褒められた状態ではなかったですが、何とか卒業して、今とは全然違う仕事についていました。ただ、一生する仕事ではないという漠然とした思いがありました。
30代も半ばのある時、ふと本屋で鍼灸の本を見かけた瞬間に、ビビビッと「この仕事をしてみたい!」という思いが湧いてきました。
この年齢になってから学校に通い直すことや、本当にやっていけるかの迷いもあり1年以上悩みましたが、後悔のない人生を送りたいとの思いもあり、実家のある鹿児島に戻って鍼灸学校に通うことにしました。
経絡(けいらく)治療との出合い
鍼灸学校では東洋医学はもちろん、解剖・生理・病理・実技実習など3年間みっちりと学んできました。
また、学生のころに参加した講演会で、経絡治療をされている先生の理論や治療が素晴らしくて、それをきっかけに経絡治療学会鹿児島部会の勉強会にも参加していました。
そこでのご縁もあって、卒業後は鹿児島市内の訪問マッサージの会社に勤めながら、経絡治療学会鹿児島部会を立ち上げた国分のO先生のもとに2年間、毎週金曜日に見学に行かせていただき、学ばせていただきました。
O先生の治療院で、実際に患者さんの脈をみさせていただいたり、治療の仕方をみさせていただいたのは、治療家の自分にとってかけがえのない財産になっています。
今の自分が開業して、治療家としてやっていけているのは、本当にこのO先生のおかげです。
実家を改装して開業
鍼灸学生時代からいつかは開業するつもりで、就職の際も早い時期に開業するつもりですと言っていたのですが、就職先の社長の応援もあって、卒業した年の2014年11月5日に実家の一室を改装して開業しました。
ただ、当初はフルタイムの開業ではなく、訪問マッサージの会社も曜日や時間を決めて続け、金曜日は師匠のO先生のところに見学に行かせていただきながらといった感じでした。
そして少しずつご縁をいただきながら、徐々に自分の治療院だけの仕事へとシフトしていきました。
ちなみに如水(じょすい)治療院という名前は、コップやグラスなど様々な形に合わせて満たす水のように、体質や状態もそれぞれ違うお一人お一人にぴったり合った治療ができるようにという思いを込めてつけました。
さとう式リンパケアとの出合い
鍼灸経絡治療は本当に素晴らしい治療法ですし、自分でも大好きです。ただ、治療を続けるにつれて、それだけでは足りない部分が気になるようになりました。
それが、患者さん自身が自分でケアすることでした。
治療を受けている間はいいけれど、間隔があいたりすると状態が悪くなる。その原因は日常の負担や疲労の蓄積や姿勢の悪さなどにあります。
それらを軽くする方法が何かないかと探していた時に出合ったのが、さとう式リンパケアでした。
これならだれでも日常生活の負担を減らしたり、自分のからだを自分でケアすることができると思い、その方法を学ぶために月1回、5ヶ月間大阪まで通い、インストラクターの資格を取得しました。
さらに2020年には、福岡に通ってセルフケアマスターの資格を取得しました。
私が目指す鍼灸整体師とは
当院には様々なお悩みを持った方がいらっしゃいますが、お一人お一人が年齢も体質も違えば状態も違います。そして、目指しているゴールも違います。
私も開業当初は「痛みや不調を取る」ことが治療のゴールだと思っていた時期がありました。
もちろん今でも「痛みや不調を取る」ことはとても大事ですが、それがすべてではないことに少しずつ気付くようになってきました。
来院される方は「痛みや不調」が原因で、自分が好きな旅行ができないとか、仕事に集中できなくて周りに迷惑をかけるとか、イライラしてしまって自分らしくいられないなど、それによって出来ないことや我慢していることがあります。
妊活されている方の中には特にからだの痛みなどないけれど、授からないことで深くお悩みの方もいらっしゃいます。
痛みが0にはなれないけれど、定期的にメンテナンスに来院して、日常生活を送れて、これ以上悪くなるという不安がなくなればOKという方もいらっしゃいます。
皆さん痛みや不調の先にある、それぞれのゴールがあります。
ですが、そのゴールにたどり着く方法がわからずに困っていらっしゃいます。
私はおからだに関する悩みや不安の暗がりの中で困っているあなたの、明かりと地図でありたいと思っています。
いったい自分のからだはどうなっているのか?良くなるのか悪くなるのか?見えない現状を、あなたのおからだの状態を分かりやすく説明することで、明かりのように照らし出します。
そして地図のように、あなたのゴールに向かってどうしていけば良くなっていくのかを示しながら、一歩一歩最後まで一緒に歩んでいきます。
私は1回で何でも治してしまえるようなゴッドハンドにはなれませんが、あなたのお悩みに寄り添いながら、ゴールに向かってともに歩むパートナーでありたいと思っています。