セルフケアを続けるための【習慣化のコツ】
これまでの習慣の積み重ねが、今のあなたの状態を作っているように、
これからの習慣の積み重ねが、未来のあなたを作っていきます。
習慣の大きな力
「セルフケアが大事なのはわかっているけど、なかなか続けられない」という声をいただくことがあります。
人間の脳には変化を嫌う性質があるので、新しいことに挑戦したり、それを続けていくのが難しいのもよくわか ります。
ですが、同じ行動を続けていては、違う結果が出ることはありません。
一方で、新しい習慣を身につけると、その習慣にふさわしい結果を得ることができます。
例えば
・食べたら歯を磨く
という習慣
もし、食べても歯を磨かないという習慣が身についていたらどうなるでしょう?
習慣を積み重ねることでできる差は、時間がたつほど開いていきます。
歯を毎回磨く習慣の人と歯を磨かない習慣の人では、将来虫歯になる確率は全然違ってきます。
ここで一つ質問ですが、あなたは毎日歯を磨くのにすごく努力していますか?意志の力を使っていますか?
おそらく答えはノーだと思います。
習慣となっている人は、それが当たり前になっているので、特に努力しなくても続けていられるのです。
・起きたら顔を洗う
・帰ったら手洗いうがいをする
こういったことを毎回努力して続けているでしょうか?
何も思わずに、淡々と続けていますよね。
そして、その結果は毎朝さっぱりして目が覚め、風邪などを予防して、あなたを心地良い状態に保ってくれます。
これが習慣の大きな力です。
いい習慣さえ身についてしまえば、あなたの味方として勝手にいい状態を続けてくれるのです。
習慣化のコツ
そうは言っても、脳の特性から新しい習慣をなかなか身につけられないのが人間です。
ここでは脳の現状維持の性質を理解した上で、最小限の時間とエネルギーで新しい習慣を身につけるコツをご紹介しますね。
①毎日必ずやることの前後にする
「ご飯を食べたら→歯を磨く」のように、いつもすることとセットにすると習慣化しやすいです。
例えば僕が実践しているのは、
・お昼ご飯の前に→筋トレをする
・車に乗ったら→イヤクリップをつける
こうした、すでに習慣になっていることに付け加えると、新しく時間を作ってするよりも忘れにくく、習慣になりやすいです。
②はじめは頑張りすぎない
最初から完璧にしようとすると苦痛に感じます。
苦痛なことは長続きしません。
例えば
・筋トレなら腕立て1回でもOK
・耳たぶ回しからスーパーリフトアップまで全部しなくても、耳たぶ回しだけでOK
ちょっと物足りないくらいまでハードルを下げて、最初の3週間はどんな形でも続けることにフォーカスします。
最初から腕立て100回のようにハードルを上げると、意志の力をたくさん使わないといけなくなって疲れてきます。
そうなると長続きしません。
面倒くさく感じてもハードルが低ければ行動しやすいです。
面白いもので行動さえすれば、人のやる気は後からついてきます。
部屋の掃除なんかでも、取り掛かるまでは面倒でも、いざ始めてしまうと結構進みますよね。
腕立ても「1回だけでいいなら始めようかな」と思いますし、「せっかく始めたから1回だけじゃなく、10回やってしまおうかな」みたいな感じです。
もちろん、1回だけでも全然OKです。
やるということが定着してきてから、質や量を上げていけばいいのです。
少しの行動でも定着すれば、最終的には習慣の積み重ねで大きな結果がでます。
③変化を楽しむ
新しい習慣に取り組むというのは、何らかの目的なり目標があってのことだと思います。
ですが、その目的や目標の結果だけに目を向けると思わぬ落とし穴があります。
習慣とは日常の積み重ねです。
結果にフォーカスすると、それを達成した時は嬉しいですが、それまでの過程(日常)を楽しめません。
変化にフォーカスすると、変化の過程(日常)自体が楽しくなります。
同じことを続けるにしても、どこに目を向けるかで楽しさが違ってきます。
楽しいことほど続けやすいです。
・逆三角形の体型(結果)にはまだほど遠いけれど、1カ月前と比べて腕立てが楽にできる(変化)ようになってきた
・理想の体重(結果)にはまだなっていないけれど、ウエストが細く(変化)なってきた
続けることによって、自分自身がどう変化・成長していくのかを楽しみ、応援しましょう。
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